フィギュアのネット買取は安い!駿河屋で売ってみた結果と傾向
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新学期や入社など、春にはいらない本や玩具がたくさん出てくるものです。
しかし、中にはおいそれと捨てたり売ったりできないモノがあります。
それが趣味で集めてしまったフィギュア。
じゃぁ、いらなくなったフィギュアは一体どこで処分すれいいのだろう?
そこで登場するのが、駿河屋に代表されるネット買取業者なのです。

1: 3つのポイントに気を付けて買取査定を減額させないようにしよう
2: アルター製品でも買取が高いとは限らない
3: メガハウスはかなり買い叩かれる、ただしワンピースは比較的良好
4: ねんどろいどやfigmaは買取がかなり安い
5: バンダイのロボット魂は一部プレミア品以外安い
6: ダークホースのギガパルス、肌色関連は買取が高かった
7: まとめと考察
ネットには「フィギュア高価買取」をうたった買取業者がいくつもあり、フィギュアは高値で売れるイメージがあります。
しかし、こうした業者に売る時にポイントを押さえておかないと徹底的に減額されるので要注意。
フィギュアは何でも高値になるわけではなく、ちゃんと高値で売れるものには理由があるのです。
ネット買取業者を利用する場合のポイント
その①:フィギュアの箱やブリスター、付属品類に欠品はないか?
その②:フィギュアに傷や汚れなどはないか。
その③:フィギュアの箱が凹んだり潰れたりしていないか
この3つのポイントを押さえておくと買取の査定額で大幅に減額される可能性が少なくなります。
特にその③の箱については「角がちょっと潰れています」というようないいがかりに近い内容でもでっかく減額されるので注意したい。
私も箱が少し凹んでいという理由でプレミアフィギュアの査定額を16,000円から10,000円に大幅減額されたことがあります。
そしてこんなことはもはや日常茶飯事。
ちなみに私が駿河屋へ送ったフィギュアはそのほとんどが新品に近い美品でした(駿河屋は未開封品も中古として扱います)。
手持ちのフィギュアを駿河屋へ何度か送っているうちに価格の傾向が見えてきました。
まずはメーカーありきで、次いでキャラ(作品)の人気が買取価格に関連している感じです。
今まで送った中で見えてきたメーカーごとの傾向について簡単に解説しましょう。
アルター製フィギュアといっても、どれもが高値で買い取られるわけではありません(当たり前か)。
高値買取になった基準として
・レアでプレミアになったことがあるか
・再販がかかってなく商品が常に品薄か
・今でもキャラに人気があり中古商品の回転が良いか
これらの条件を満たしたものだけが、開封品でも定価近くで引き取られるのです。
空の境界の蒼崎橙子(10,000円)やメルセデス(5,000円)などが高値をつけました。
■アルター製でもけいおんはめちゃくちゃ安い

次いでそこそこ人気があった作品は3,000円前後で引き取られています。
一騎当千の呂蒙なんかがそうでした。
で、問題なのがそれ以外。
例えば、一時期凄い人気のあったけいおん関連は今ではすっかり落ちぶれています。
中古美品で1500~2000円程度、箱に傷や欠品があったらいいとこ数百円のレベルです。
古いものやあまり人気がないもの、逆に販売数が多すぎたものなどは叩き売りとなります。
正直、なのはやけいおん関連はあまりに買取価格が安いので売るのを諦めたくらいです。
アルターと言えば高品質と思われがちですが、プレミア価格になるのはほんのごく一部なのが実情です。
現在もアルター製を数十体持っていますが、中古価格が定価に迫るのは5体もありません。
ワンピース関連を売りまくったメガハウスはどうでしょうか。
私の場合はクィーンズブレイド関連をメインで所持していたのですが、この買取がとっても安いw
おおむね1体1,500~2,000円程度、ひどいのだと1,000円以下なんてのもあります。
ごく一部の人気作や新作のみ3,000円を越えてくるといったところでした。
■メガハウスの買取価格は壊滅状態

他にもマクロスF関連でランカやシェリルも持っていますが、これらもほとんどが2,000円いくかどうかです。
軒並み暴落しているのですが一部だけ例外がありました。
それがワンピース関連です。
ワンピースのPOP関連も一時期かなり買取が暴落していたのですが、最近持ち直してきています。
まぁ人気の最盛期だと定価よりも高いプレミア状態でしたから、それに比べればまだまだ安いですが。
大量に出回ったしらほし姫でも3000円以上の買取で少し驚きました。
ただ、中にはきらりと光るものもありまして、コードギアスの皇帝ルルーシュ様は7,000円近くで引き取ってもらいました。
コードギアスは今でもアニメがよく再放送されているので根強い人気があるのでしょう。
所持しているコレクションとしては一番数が多いねんどろとfigma関連。
正直これらはレアもの以外はマジで二束三文といったところです。
開封品だと1,000円行けばかなりいいほうです。
古い作品は定価も3,000-4,000円と安いので、買取は「定価の2-3割」程度と割り切るべきでしょう。
■figmaやねんどろはレア商品しか高値が付かない

ただ、人気ゲームのFGOや艦これ、刀剣乱舞関連は割といい買取価格が付いています。
やはり需要のある作品やキャラは比較的高値を維持しているようです。
グッドスマイルカンパニー(グッスマ)やMAXファクトリーのスケールフィギュアに関しては高安まちまち。
グッスマの代名詞とも言えるミク関連は総崩れですが、一部Fate/staynight関連はFGOの大ヒットもあり高値の品も存在します。
セイバーオルタなどは今でも割といい値で引き取ってくれるようです(それでも安くなりましたが)。
バンダイのロボット魂は…正直安いw
魂Webの限定品以外ではごく一部しか高値で引き取ってくれません。
元々安い商品なのでさくっと割り切って売っぱらうのが吉なのでしょう。
■バンダイのロボ魂…う~む

手持ちの品では唯一コードギアスのランスロットアルビオンが定価に近い価格で引き取られていきましたw
ロボット魂は販売数が多いシリーズだけに一部商品以外は高値買取は夢なのでしょう。
一連の駿河屋買取でダークホースだったのがギガパルスです。
実は10数個所持していて、そのうち半数を処分したのですが、自分の想定よりもずっと高値で引き取られました。
定価で6-7,000円程度の作品なら4,000円程度、定価4,000円ほどの作品でも最低半値の2,000円で買い取ってくれたのは驚きです。
■肌色は強し、ギガパルスやnativeは高値が付きやすい

フィギュアのデキとしてはここで例をあげた中でも一番低レベルなのですが、えっちぃフィギュアは強いということでしょう。
元々ネタがアレなので数が出回っていないのも高値買取の理由かもしれません。
さて、写真はありませんがその他で処分したものにコトブキヤとオーキッドシードの作品があります。
まずコトブキですが、これがとーーーっても安いw
今のところ一番高いので2,000円、後はほとんどが1,000円台でした。
コトブキの場合少しでも古くなると買い取りはめちゃくちゃ暴落するような気がします。
オーキッドシードは比較的高値で引き取られる傾向にあります。
ここは肌色系フィギュアが多いため、それに準じて高値がつきやすいのでしょう。
元々フィギュアの品質も悪くないので、固定ファンがいると思われます。
基本的にフィギュアはプレミア品以外古い作品ほど安くなります。
いらないと感じた作品はすぐに手放してしまうのが一番です(取っておいても場所ばかり食います)。
多少でもお金になるだけマシと考えるのがいいでしょう。
ちなみに、駿河屋買取時の査定では難癖に近いレベルで減額してくる時があります。
以下、実際に取引したときの査定評価の一部です。
どうです?査定によっては結構メチャクチャな理由で減額してくるので油断できません。
この商品も箱から中を見た感じでは問題は一切ありませんでした。
もしかしたらほんとに汚れがあったのかもしれませんが、未開封品を送って「破損品」扱いされたら頭にきます。
他にも箱の角がちょっと潰れて減額6,000円とか、箱に傷ありで減額2,000円など、毎回のようになんらかの減額品が混じりました。
駿河屋に送ると時、自分のチェックではこうした傷なんてまったくないはずだったのに、査定では箱がよく傷物扱にされます。
ゆうパックで駿河屋に送る時に輸送段階で傷つけられたのですかねぇw
それにしても布面積が減るほど高値になる不思議な法則がフィギュアにはあるようです。
ギガパルスの実績がそれを証明しているかと思います。
類似傾向としてnativeや岡山フィギュアなどの肌色フィギュアに関しても高値のものが多いです。
なお、駿河屋を利用する場合、査定開始から入金までかなり時間がかかります。
特に年末や大型連休前などはフィギュアや玩具を処分したい人が多いので時間的余裕を持って準備しましょう。
しかし、中にはおいそれと捨てたり売ったりできないモノがあります。
それが趣味で集めてしまったフィギュア。
じゃぁ、いらなくなったフィギュアは一体どこで処分すれいいのだろう?
そこで登場するのが、駿河屋に代表されるネット買取業者なのです。

目次
1: 3つのポイントに気を付けて買取査定を減額させないようにしよう
2: アルター製品でも買取が高いとは限らない
3: メガハウスはかなり買い叩かれる、ただしワンピースは比較的良好
4: ねんどろいどやfigmaは買取がかなり安い
5: バンダイのロボット魂は一部プレミア品以外安い
6: ダークホースのギガパルス、肌色関連は買取が高かった
7: まとめと考察
3つのポイントに気を付けて買取査定を減額させないようにしよう
ネットには「フィギュア高価買取」をうたった買取業者がいくつもあり、フィギュアは高値で売れるイメージがあります。
しかし、こうした業者に売る時にポイントを押さえておかないと徹底的に減額されるので要注意。
フィギュアは何でも高値になるわけではなく、ちゃんと高値で売れるものには理由があるのです。
ネット買取業者を利用する場合のポイント
その①:フィギュアの箱やブリスター、付属品類に欠品はないか?
その②:フィギュアに傷や汚れなどはないか。
その③:フィギュアの箱が凹んだり潰れたりしていないか
この3つのポイントを押さえておくと買取の査定額で大幅に減額される可能性が少なくなります。
特にその③の箱については「角がちょっと潰れています」というようないいがかりに近い内容でもでっかく減額されるので注意したい。
私も箱が少し凹んでいという理由でプレミアフィギュアの査定額を16,000円から10,000円に大幅減額されたことがあります。
そしてこんなことはもはや日常茶飯事。
ちなみに私が駿河屋へ送ったフィギュアはそのほとんどが新品に近い美品でした(駿河屋は未開封品も中古として扱います)。
手持ちのフィギュアを駿河屋へ何度か送っているうちに価格の傾向が見えてきました。
まずはメーカーありきで、次いでキャラ(作品)の人気が買取価格に関連している感じです。
今まで送った中で見えてきたメーカーごとの傾向について簡単に解説しましょう。
アルター製品でも買取が高いとは限らない
アルター製フィギュアといっても、どれもが高値で買い取られるわけではありません(当たり前か)。
高値買取になった基準として
・レアでプレミアになったことがあるか
・再販がかかってなく商品が常に品薄か
・今でもキャラに人気があり中古商品の回転が良いか
これらの条件を満たしたものだけが、開封品でも定価近くで引き取られるのです。
空の境界の蒼崎橙子(10,000円)やメルセデス(5,000円)などが高値をつけました。
■アルター製でもけいおんはめちゃくちゃ安い

次いでそこそこ人気があった作品は3,000円前後で引き取られています。
一騎当千の呂蒙なんかがそうでした。
で、問題なのがそれ以外。
例えば、一時期凄い人気のあったけいおん関連は今ではすっかり落ちぶれています。
中古美品で1500~2000円程度、箱に傷や欠品があったらいいとこ数百円のレベルです。
古いものやあまり人気がないもの、逆に販売数が多すぎたものなどは叩き売りとなります。
正直、なのはやけいおん関連はあまりに買取価格が安いので売るのを諦めたくらいです。
アルターと言えば高品質と思われがちですが、プレミア価格になるのはほんのごく一部なのが実情です。
現在もアルター製を数十体持っていますが、中古価格が定価に迫るのは5体もありません。
メガハウスはかなり買い叩かれる、ただしワンピースは比較的良好
ワンピース関連を売りまくったメガハウスはどうでしょうか。
私の場合はクィーンズブレイド関連をメインで所持していたのですが、この買取がとっても安いw
おおむね1体1,500~2,000円程度、ひどいのだと1,000円以下なんてのもあります。
ごく一部の人気作や新作のみ3,000円を越えてくるといったところでした。
■メガハウスの買取価格は壊滅状態

他にもマクロスF関連でランカやシェリルも持っていますが、これらもほとんどが2,000円いくかどうかです。
軒並み暴落しているのですが一部だけ例外がありました。
それがワンピース関連です。
ワンピースのPOP関連も一時期かなり買取が暴落していたのですが、最近持ち直してきています。
まぁ人気の最盛期だと定価よりも高いプレミア状態でしたから、それに比べればまだまだ安いですが。
大量に出回ったしらほし姫でも3000円以上の買取で少し驚きました。
ただ、中にはきらりと光るものもありまして、コードギアスの皇帝ルルーシュ様は7,000円近くで引き取ってもらいました。
コードギアスは今でもアニメがよく再放送されているので根強い人気があるのでしょう。
ねんどろいどやfigmaは買取がかなり安い
所持しているコレクションとしては一番数が多いねんどろとfigma関連。
正直これらはレアもの以外はマジで二束三文といったところです。
開封品だと1,000円行けばかなりいいほうです。
古い作品は定価も3,000-4,000円と安いので、買取は「定価の2-3割」程度と割り切るべきでしょう。
■figmaやねんどろはレア商品しか高値が付かない

ただ、人気ゲームのFGOや艦これ、刀剣乱舞関連は割といい買取価格が付いています。
やはり需要のある作品やキャラは比較的高値を維持しているようです。
グッドスマイルカンパニー(グッスマ)やMAXファクトリーのスケールフィギュアに関しては高安まちまち。
グッスマの代名詞とも言えるミク関連は総崩れですが、一部Fate/staynight関連はFGOの大ヒットもあり高値の品も存在します。
セイバーオルタなどは今でも割といい値で引き取ってくれるようです(それでも安くなりましたが)。
バンダイのロボット魂は一部プレミア品以外安い
バンダイのロボット魂は…正直安いw
魂Webの限定品以外ではごく一部しか高値で引き取ってくれません。
元々安い商品なのでさくっと割り切って売っぱらうのが吉なのでしょう。
■バンダイのロボ魂…う~む

手持ちの品では唯一コードギアスのランスロットアルビオンが定価に近い価格で引き取られていきましたw
ロボット魂は販売数が多いシリーズだけに一部商品以外は高値買取は夢なのでしょう。
ダークホースのギガパルス、肌色関連は買取が高かった
一連の駿河屋買取でダークホースだったのがギガパルスです。
実は10数個所持していて、そのうち半数を処分したのですが、自分の想定よりもずっと高値で引き取られました。
定価で6-7,000円程度の作品なら4,000円程度、定価4,000円ほどの作品でも最低半値の2,000円で買い取ってくれたのは驚きです。
■肌色は強し、ギガパルスやnativeは高値が付きやすい

フィギュアのデキとしてはここで例をあげた中でも一番低レベルなのですが、えっちぃフィギュアは強いということでしょう。
元々ネタがアレなので数が出回っていないのも高値買取の理由かもしれません。
さて、写真はありませんがその他で処分したものにコトブキヤとオーキッドシードの作品があります。
まずコトブキですが、これがとーーーっても安いw
今のところ一番高いので2,000円、後はほとんどが1,000円台でした。
コトブキの場合少しでも古くなると買い取りはめちゃくちゃ暴落するような気がします。
オーキッドシードは比較的高値で引き取られる傾向にあります。
ここは肌色系フィギュアが多いため、それに準じて高値がつきやすいのでしょう。
元々フィギュアの品質も悪くないので、固定ファンがいると思われます。
まとめと考察
基本的にフィギュアはプレミア品以外古い作品ほど安くなります。
いらないと感じた作品はすぐに手放してしまうのが一番です(取っておいても場所ばかり食います)。
多少でもお金になるだけマシと考えるのがいいでしょう。
ちなみに、駿河屋買取時の査定では難癖に近いレベルで減額してくる時があります。
以下、実際に取引したときの査定評価の一部です。
ちちのえ+3 Young(新品未開封品)
箱も完璧、未開封で超美品でした。
【駿河屋の査定結果】
6,500円 [破損品] ちちのえ+3 Young HIP Cover Gal EVENT Limited Edition 「ちちのえ+」 1/7 PVC製 塗装済み完成品 オーキッドシード公式通販限定 数量:1 一査違い【602039630】 8,100円
右後髪・前髪・左目部分に汚れありのため、こちらの品番での買い取りになります。
買取予定額8,100円-実際の買取6,500円=1,600円の減額
未開封新品を送ったのですが、駿河屋チェックで傷物判定されて「破損品」扱いにされましたw
箱も完璧、未開封で超美品でした。
【駿河屋の査定結果】
6,500円 [破損品] ちちのえ+3 Young HIP Cover Gal EVENT Limited Edition 「ちちのえ+」 1/7 PVC製 塗装済み完成品 オーキッドシード公式通販限定 数量:1 一査違い【602039630】 8,100円
右後髪・前髪・左目部分に汚れありのため、こちらの品番での買い取りになります。
買取予定額8,100円-実際の買取6,500円=1,600円の減額
未開封新品を送ったのですが、駿河屋チェックで傷物判定されて「破損品」扱いにされましたw
どうです?査定によっては結構メチャクチャな理由で減額してくるので油断できません。
この商品も箱から中を見た感じでは問題は一切ありませんでした。
もしかしたらほんとに汚れがあったのかもしれませんが、未開封品を送って「破損品」扱いされたら頭にきます。
他にも箱の角がちょっと潰れて減額6,000円とか、箱に傷ありで減額2,000円など、毎回のようになんらかの減額品が混じりました。
駿河屋に送ると時、自分のチェックではこうした傷なんてまったくないはずだったのに、査定では箱がよく傷物扱にされます。
ゆうパックで駿河屋に送る時に輸送段階で傷つけられたのですかねぇw
それにしても布面積が減るほど高値になる不思議な法則がフィギュアにはあるようです。
ギガパルスの実績がそれを証明しているかと思います。
類似傾向としてnativeや岡山フィギュアなどの肌色フィギュアに関しても高値のものが多いです。
なお、駿河屋を利用する場合、査定開始から入金までかなり時間がかかります。
特に年末や大型連休前などはフィギュアや玩具を処分したい人が多いので時間的余裕を持って準備しましょう。