プリンターの黒(PGBK)だけ出ない!ヘッド洗浄の失敗談

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お湯ぽちゃ

やばい、プリンターが壊れたかもしれない。
先日まで普通に使えていたのだが、文字を印刷しようとしたら黒(PGBK)がまったく印字されなくなってしまった。

「ん~インク切れかな?」と思って新品のインクをセットしたのだが、それでも黒が出ないのです。

あれれ?もしかしてヤバい?
これはプリンターヘッドがお亡くなりになった可能性が出てきた。

題して「プリンターの黒(PGBK)だけ出ない!ヘッド洗浄の失敗談」、始まります。



ノズルチェックで黒(PGBK)だけ出ない場合はインクの目詰まりの可能性あり


プリンターでインクの字がかすれたり、特定の色が出なくなった場合、まず最初に試すのはヘッドのクリーニングだ。
プリンターのユーティリティからクリーニングを実施して、まずは様子見。

これで直るなら万々歳だが、この記事に来ているならそんな事では直らなかったに違いない。
症状の確認はユーティリティーからノズルチェックのパターン印刷を実行すれば分かる。。

■まずはプリンターの症状確認
・最初はユーティリティーからヘッドクリーニングを実施(直らないなら次へ)
・ノズルチェックのパターン印刷(出ない色の確認)
・再度クリーニングを試し、改善されないならヘッドの目詰まりの可能性あり
・最終手段、プリンタヘッドの物理的洗浄(直らないなら次へ)
・ヘッドが物理的に故障→新品のプリンタ購入へ


プリンターの特定色が出ない場合の手順を並べてみた。
プリンターのマニュアルには「ヘッドのクリーニング」しか対処方法が載っていないが、そんな事はすでに試してダメだったから頭を抱えている。

そして私のケースもこれに当てはまった。
まずはノズルチェックためにパターン印刷を実行だ。

印刷された結果を見ると一番上の黒(PGBK)インクだけまったくノズルチェックのパターンが出ないではないか。

■ノズルチェックでPGBKの網目パターンがまったく印刷されていない、ピンチ!
網目

これはみごとにインクが目詰まりを起こしている印象。
ちなみにカラーインクのPCとPMが真っ白なのはインクが空のため。

また、一番下の黒は染料の黒で今回とは別の黒だったりする。

これは、やばい。
愛機のキヤノンプリンターMP-950iは買ってから10年以上も使い続けてきた古強者で、もう修理なんて不可能。

かといって出ないのは黒(PGBK)インクだけで、普通にカラー印刷は行える。
まだ動くだけに捨てるに捨てられないような微妙な状況なのだ(スキャナ機能はピンピンしているのが憎らしい)。

■黒(PGBK)意外はピンピンしているのでまだ10年は動いてほしい
MP950i.jpg

解決策はプリンターヘッドの洗浄?


そこでネットをググッていろいろと調べてみた。

キーワードは「プリンタ 黒 出ない」で検索実行。
どうも多くの人が似たような症状で困っているのが伺える。

たいていの解決策は「ヘッドクリーニングをしましょう」ばかりで役に立たなかったが。
それじゃ直らないから情報を求めているというのに。

検索結果からいくつか気になる記事を発見。
どうも「ノズルチェックでインクが出ないのはプリンターヘッド内でインクが目詰まりしている」可能性が出てきた。

さらに対処方法を探してみると、「プリンターヘッドを外して、お湯ポチャ」というのが出てきた。
なんでも、ノズルに詰まった顔料インクをお湯で溶かして、詰まりを解消させようという方法。

ずいぶんと荒っぽい目詰まり解消法じゃないですか。
どうせ失敗すればプリンターを買い換えるしかないので、私はためらわずに実行しまいたよ。

■ヘッドのお湯ポチャの手順
・ヘッドが収まるプラスパックを用意(汚くなるので最後は捨てる)
・容器に5mmくらいの高さまでお湯(ぬるま湯)を入れる
・ヘッドを投入して1-2時間放置
・この作業を数回繰り返す
・インクが出なくなったらヘッドの乾燥(丸1~2日)
・プリンターで印字チェック
・問題の色が出ないようなら物理的なヘッドの故障
・諦めて新品のプリンターを購入


■お湯に入れたら汚い黒がドバドバっと
お湯ぽちゃ

ヘッドの物理洗浄は簡単。
浅いプラスチックのパックを用意して、ぬるま湯を5mmくらい溜めてからヘッドをドボン。

すると、出るわ出るわ~、真っ黒なインクがこれでもかと湧き出てきた。
どうも相当黒インクがノズルで目詰まりを起こしていたようで、めっちゃ汚い。

■入れたてはきれいですが1-2時間ほっておくと真っ黒に、何度もお湯を交換です
きれいになるまで

お湯が真っ黒になるたびに何度か交換して、お湯ポチャを継続。
黒インクの湧き出しがなくなったら今度は丸1日~2日くらい乾燥させないといけない。

プリンターが復活できるかどうか判明するのは完全に乾燥する翌日以降だが、あのインク汚れには驚いた。
無事復活してほしいものだ(だって出ないのは黒だけなんですから~)、トホホ。

結論:ヘッドが物理的に壊れている模様、洗浄作戦は失敗


翌日プリンターヘッドの乾燥が完了したためプリンターにヘッドを装着。
いざ、ノズルチェックの印字テストGO!

結果、やはり網目パターンが出ません(症状は最初と同じ)。
どうやらインクの目詰まりではなく物理的にヘッドの黒部分がお亡くなりになっていたようだ。

安易なプリンターヘッド洗浄は見事に失敗した。
だが、これで直ってくれれば安い物だったので結果は甘んじて受け入れよう。

■この後の対応
・印刷可能な他の色で強引に黒を作り出す(ランニングコストが激悪)
・諦めて低価格プリンターを購入


急場は色の合成で無理やりブラックを印刷したが、正直おすすめできない。
マジでインクの無駄使いだ。

となると、新品のプリンター購入しか手段がなくなる。
一般家庭でプリンターを使う時など、年賀状か確定申告くらいしかないだろう(私はそれくらいだった)。

■確定申告時期だったため、当時最安値のIP2700を購入
IP2700.jpg

どちらもかなり緊急性が高い案件だ。
逆に急いでプリンターを使う用事がないなら、決算セールやボーナスセールの時にじっくり価格を調べて買えばいい。

だが、本当に緊急ならキヤノンあたりの一番安いプリンターがおすすめ。

■IP2700のインク切れ後はTS3130に乗り換えるw
TS3130.jpg

プリンターで一番消耗が早く、しかも価格が高い交換用インク。
一番安いクラスのプリンターだと、新品プリンターの購入価格よりも交換用のインクセットの方が高い場合がある(マジで)。

そうした場合はプリンターを使い捨てにする感じでとにかく安い奴を購入しよう。

■プリンターを消耗品として考える
・キヤノンの激安プリンターなら3~4000円で買えた
・激安プリンターをインク切れまで使う
・インク切れのプリンターをリサイクル業者に売却
・新品の激安プリンターを購入
※2021年9月現在、高騰したプリンター価格が戻りつつある


インク代が本体価格を上回る激安プリンターならではの方法だが、こうすれば1-2年ごとにプリンターの買い替えでインクの補充も行える。

アホらしいと思うなかれ。
これが一番コストがかからないのだから呆れるしかない。

しかし、ここにきてコロスケの影響が出てきている。
激安プリンターだが、2020年の4月くらいまではマジで安かった。

私の買ったTS3130も4500円と激安で、新品のインクセットの方が高かったほど。
だが、2021年4月から急に各社のプリンター価格が高騰。

8月を過ぎたあたりからようやく価格が元に戻りつつある。
2021年9月現在だと、以前より「ちょっと高いかな?」くらいまで回復してれた。

巣ごもり需要、テレワークの推進、非常事態宣言など要因は多々あるが、とにかくプリンター需要の高まりで、一時期はえらいことになったものだ。

■だいぶ買いやすくなった低価格プリンター
・PIXUS TS3330(キヤノン)
・カラリオ EW-052A(エプソン)


価格高騰の騒動もだいぶ落ち着いてきたため、低価格プリンターも復活しつつある。
ただ、以前のように「インクが切れたら使い捨て」みたいな贅沢な事はできなくなった。

プリンターを買い替えて思ったことだが、古いプリンター(高級機)よりも最新の低価格プリンターの方が印字がきれい。

技術の進歩で無理に古い機種を使い続けるよりも、最新の安いエントリーモデルを使った方が快適ということだ。

この記事がプリンターのヘッド洗浄の参考になれば幸いです。









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Posted byブログマスター