痛車の初心者には企業ロゴがおすすめ!デカール1枚で車は変わる
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車にリアルな痛車風のペイントができるゲームは今までForza MotorsportやForza Horizonの独壇場だった。
しかし、2017年10月に発売されたグランツーリスモシリーズの最新作「グランツーリスモスポーツ」にもようやくペイント機能が搭載された。
これでゲームタイトルに縛られることなく、好きなレースゲームで痛車が使えるようになったわけだ。

1:痛車を作るのは意外と大変な作業
2:簡単に作れて見栄えのいい企業ロゴカーを作ろう
3:お手軽デザイン例その①:痛車の基本が詰まってるBOSSコーヒーカー
4:お手軽デザイン例その②:インパクト重視のタバスコカー
5:お手軽デザイン例その③:誰もが見たことのあるスターバックスカー
6:まとめ
だがいざ痛車を作るとなると、これが一筋縄ではいかない。
ゲーム内で痛車を作る場合、元々あるJPEGなどの画像を持ってきてペタっと車に貼り付ければ完成、なんてことはできない。
Forzaにしてもグランツーリスモにしても手法は同じ。
丸や四角などの図形をいくつも重ね合わせて絵を作ることになる。
時間をかけて何枚も何枚も(時には1000枚以上)貼り合わせて作っていく気の遠くなるような作業だ。
■痛車のキャラは四角などの図形をペタペタと貼って少しづつ描いていく


とにかく理想の1台を作ろうと思ったら膨大な手間と時間がかかることになる。
この画像を見てほしい。
大まかなペイントの流れになるが、痛車のキャラはこうやって作られていく。
Forza3でこのフェイトカーを作った時は1キャラ分だけでも40時間以上かかっている。
ペイントツールの使い勝手にも問題がある。
一度も痛車を作ったことのない初心者が「いっちょかっこいい痛車でも作ってみるかぁ」とペイント機能を動かすと、その使い勝手の悪さに軽く絶望できるくらいなのだ。
前述したように、痛車の作り方はForzaもグランツーリスモもさほど変わらない。
用意された図形を変形させたりして車にペタペタ貼るだけ。
両者の違いは車に貼れるレイヤー(図形)の枚数になる。
Forza7は車のサイドなど1面で3000枚までレイヤーを使えるが、グランツーリスモスポーツは1台で合計300枚までの制限がある。
特にグランツーリスモスポーツの制限はかなり厳しい。
ちょっとしたアニメ調のキャラを作ろうとしても、レイヤーの数が足りずに中途半端なものになってしまう可能性がある。
実際、痛車を作っている人達は苦戦している。
そこでおすすめなのが、お手軽なのに見栄えのいい痛車が作れる企業ロゴだ。
企業ロゴは一目見ただけで印象に残るインパクトがある。
上手く作ればレイヤーも100枚ほどで収めることが可能なので初心者向きなのだ。
自作の企業ロゴを1枚ボンネットに貼るだけでも「自分だけの痛車」という雰囲気が各段に増す。
自作の痛車を使ってレースに出る興奮はたまらないぞ(経験談)。
一口に企業ロゴと言っても数が多すぎて選ぶのに悩むことがある。
そういう時は自分の身の回りを見回してみよう。
缶コーヒーのロゴやハンドクリーム、殺虫剤なんかも面白い。
とにかく簡単に作れそうで「これだ!」と思ったロゴを題材にすればいいのだ。
実際のロゴ作成に関しては自分で感覚を掴んで慣れてもらうしかない。
ただ企業ロゴならアニメキャラなどに比べれば格段に作りやすいのでペイントに慣れるという意味でもおすすめだ。
これはForza Horizonで作った痛車で、サントリーのBOSSコーヒーが題材だ。
このBOSSを選んだ理由は単純にかっこいいことと、ゲーム内にあるアルファベットを流用できるからだ。
■企業ロゴでおなじみのBOSSコーヒー、ペイントの入門におすすめ

企業ロゴ作りでレイヤーを節約するコツは極力漢字を使わないこと。
例えばこのBOSSカーに使っている「無糖・ブラック」の漢字だが、こいつが曲者だったりする。
ペイント機能で漢字を作る場合「無糖」だけでも大量の直線レイヤーを消費する。
「無糖」という文字を分解して考えてみれば分かりやすいだろう。
こうしたレイヤーの無駄遣いはForzaシリーズにしか向かない(グランツーリスモスポーツなら後述するユーザーデカールを使う方法もある)。
しかし「BOSS COFFEE」なら必要なアルファベットがたったの10個で済む。
こうやって使うレイヤーを減らせば、グランツーリスモスポーツでも使用できるロゴが作れるようになる。
このBOSSカーはブラックの缶コーヒーをイメージしている。
車体のベースカラーを黒にしてロゴやその他を白一色するだけでかなり見栄えのいいデザインが出来上がる。
これならペイント初心者でも作ることができるはずだ。
少ないレイヤー数で強烈なインパクトを持たせることができるロゴなら「タバスコ」が面白い。
タバスコは元々海外の企業だけにロゴが全て英語で構成されている。
つまり、使用するレイヤーの数が圧倒的に少なく済むわけだ。
■シンプルながら強烈なインパクトがあるタバスコのロゴ

タバスコのロゴで使用した図形は○と□だけで、後はほとんどがアルファベット。
たったこれだけの構図でもタバスコのロゴの配色とその商品イメージから、圧倒的な存在感を放つようになる。
例えば、画像サンプルのようにタバスコのロゴを左右のドアとルーフに貼り付けるだけで、企業の宣伝カーにしか見えなくなる。
車体の色もロゴに合わせれば、もはや走る劇物だ。
ロゴ1つ貼り付けるだけでも車のイメージをここまで変えることができる。
タバスコのように複数の面に貼ってもインパクトがあってくどくないロゴは積極的に利用したい。
スターバックスはよく街中で見かけるロゴじゃないだろうか。
円形のステッカータイプでありながら中心にキャラっぽいものがいるため痛車デザインとしてもなかなか優れている。
■街でよく見かけるロゴはイメージしやすい

使用している文字数も少ないため、かなりレイヤーを節約したままロゴを作ることが可能だ。
画像サンプルのように緑と白のツートンでデザインすれば、まるでスターバックスの宣伝カーのようになる。
■ロゴのデザインをちょっといじると自分だけの痛車になる

こうした企業ロゴはちょっと手を加えると簡単にオリジナルロゴにも化ける。
このサンプル画像を見てほしい、何か変に思わないだろうか。
スタバキャラをイカ娘に置き換えて作った「海の家れもん」風の痛車だ。
こうしたちょっとしたアレンジで立派な痛車に化けるのも企業ロゴの面白いところじゃないだろうか。
アイデア次第で簡単なロゴでもオリジナルな痛車になるのでぜひ試してみてほしい。
私自身痛車のアイデアに詰まった時はよく企業ロゴを作って遊んだものだ。
■グランツーリスモ・ドットコムでユーザーデカールの登録やダウンロードが可能

なお、グランツーリスモスポーツではつい先日(2017年11月下旬)ユーザーが自分で作ったデカールをアップロードする機能が公開された。
デカール作成では「15KBまでのSVGファイル」という制限があるが、PCのペイントツールを使って作れるためデザインの自由度がかなり向上する。
自分で作ったデカールを使うだけでなく、他のユーザーの作品もダウンロードできる。
気に入ったデカールを見つけたらすぐに車に貼り付けて楽しめるわけだ。
実際にユーザーデカールを作るにはPCのデカール作成環境が必要になるが、挑戦する価値は十分にあるだろう。
Forzaに比べるとグランツーリスモスポーツのペイント機能はまだまだ制約が大きい。
しかし、痛車を作ってレースをより楽しめることには変わりない。
グランツーリスモスポーツでも工夫を重ねてかなりレベルの高い痛車もどんどん登場してきている。
自分で作った痛車をレースで乗り回す快感は何物にも代えがたい。
ぜひ痛車を乗り回してカーライフを充実させてほしい。
しかし、2017年10月に発売されたグランツーリスモシリーズの最新作「グランツーリスモスポーツ」にもようやくペイント機能が搭載された。
これでゲームタイトルに縛られることなく、好きなレースゲームで痛車が使えるようになったわけだ。

目次
1:痛車を作るのは意外と大変な作業
2:簡単に作れて見栄えのいい企業ロゴカーを作ろう
3:お手軽デザイン例その①:痛車の基本が詰まってるBOSSコーヒーカー
4:お手軽デザイン例その②:インパクト重視のタバスコカー
5:お手軽デザイン例その③:誰もが見たことのあるスターバックスカー
6:まとめ
痛車を作るのは意外と大変な作業
だがいざ痛車を作るとなると、これが一筋縄ではいかない。
ゲーム内で痛車を作る場合、元々あるJPEGなどの画像を持ってきてペタっと車に貼り付ければ完成、なんてことはできない。
Forzaにしてもグランツーリスモにしても手法は同じ。
丸や四角などの図形をいくつも重ね合わせて絵を作ることになる。
時間をかけて何枚も何枚も(時には1000枚以上)貼り合わせて作っていく気の遠くなるような作業だ。
■痛車のキャラは四角などの図形をペタペタと貼って少しづつ描いていく


とにかく理想の1台を作ろうと思ったら膨大な手間と時間がかかることになる。
この画像を見てほしい。
大まかなペイントの流れになるが、痛車のキャラはこうやって作られていく。
Forza3でこのフェイトカーを作った時は1キャラ分だけでも40時間以上かかっている。
ペイントツールの使い勝手にも問題がある。
一度も痛車を作ったことのない初心者が「いっちょかっこいい痛車でも作ってみるかぁ」とペイント機能を動かすと、その使い勝手の悪さに軽く絶望できるくらいなのだ。
前述したように、痛車の作り方はForzaもグランツーリスモもさほど変わらない。
用意された図形を変形させたりして車にペタペタ貼るだけ。
両者の違いは車に貼れるレイヤー(図形)の枚数になる。
Forza7は車のサイドなど1面で3000枚までレイヤーを使えるが、グランツーリスモスポーツは1台で合計300枚までの制限がある。
特にグランツーリスモスポーツの制限はかなり厳しい。
ちょっとしたアニメ調のキャラを作ろうとしても、レイヤーの数が足りずに中途半端なものになってしまう可能性がある。
実際、痛車を作っている人達は苦戦している。
そこでおすすめなのが、お手軽なのに見栄えのいい痛車が作れる企業ロゴだ。
企業ロゴは一目見ただけで印象に残るインパクトがある。
上手く作ればレイヤーも100枚ほどで収めることが可能なので初心者向きなのだ。
自作の企業ロゴを1枚ボンネットに貼るだけでも「自分だけの痛車」という雰囲気が各段に増す。
自作の痛車を使ってレースに出る興奮はたまらないぞ(経験談)。
簡単に作れて見栄えのいい企業ロゴカーを作ろう
一口に企業ロゴと言っても数が多すぎて選ぶのに悩むことがある。
そういう時は自分の身の回りを見回してみよう。
缶コーヒーのロゴやハンドクリーム、殺虫剤なんかも面白い。
とにかく簡単に作れそうで「これだ!」と思ったロゴを題材にすればいいのだ。
実際のロゴ作成に関しては自分で感覚を掴んで慣れてもらうしかない。
ただ企業ロゴならアニメキャラなどに比べれば格段に作りやすいのでペイントに慣れるという意味でもおすすめだ。
お手軽デザイン例その①:痛車の基本が詰まってるBOSSコーヒーカー
これはForza Horizonで作った痛車で、サントリーのBOSSコーヒーが題材だ。
このBOSSを選んだ理由は単純にかっこいいことと、ゲーム内にあるアルファベットを流用できるからだ。
■企業ロゴでおなじみのBOSSコーヒー、ペイントの入門におすすめ

企業ロゴ作りでレイヤーを節約するコツは極力漢字を使わないこと。
例えばこのBOSSカーに使っている「無糖・ブラック」の漢字だが、こいつが曲者だったりする。
ペイント機能で漢字を作る場合「無糖」だけでも大量の直線レイヤーを消費する。
「無糖」という文字を分解して考えてみれば分かりやすいだろう。
こうしたレイヤーの無駄遣いはForzaシリーズにしか向かない(グランツーリスモスポーツなら後述するユーザーデカールを使う方法もある)。
しかし「BOSS COFFEE」なら必要なアルファベットがたったの10個で済む。
こうやって使うレイヤーを減らせば、グランツーリスモスポーツでも使用できるロゴが作れるようになる。
このBOSSカーはブラックの缶コーヒーをイメージしている。
車体のベースカラーを黒にしてロゴやその他を白一色するだけでかなり見栄えのいいデザインが出来上がる。
これならペイント初心者でも作ることができるはずだ。
お手軽デザイン例その②:インパクト重視のタバスコカー
少ないレイヤー数で強烈なインパクトを持たせることができるロゴなら「タバスコ」が面白い。
タバスコは元々海外の企業だけにロゴが全て英語で構成されている。
つまり、使用するレイヤーの数が圧倒的に少なく済むわけだ。
■シンプルながら強烈なインパクトがあるタバスコのロゴ

タバスコのロゴで使用した図形は○と□だけで、後はほとんどがアルファベット。
たったこれだけの構図でもタバスコのロゴの配色とその商品イメージから、圧倒的な存在感を放つようになる。
例えば、画像サンプルのようにタバスコのロゴを左右のドアとルーフに貼り付けるだけで、企業の宣伝カーにしか見えなくなる。
車体の色もロゴに合わせれば、もはや走る劇物だ。
ロゴ1つ貼り付けるだけでも車のイメージをここまで変えることができる。
タバスコのように複数の面に貼ってもインパクトがあってくどくないロゴは積極的に利用したい。
お手軽デザイン例その③:誰もが見たことのあるスターバックスカー
スターバックスはよく街中で見かけるロゴじゃないだろうか。
円形のステッカータイプでありながら中心にキャラっぽいものがいるため痛車デザインとしてもなかなか優れている。
■街でよく見かけるロゴはイメージしやすい

使用している文字数も少ないため、かなりレイヤーを節約したままロゴを作ることが可能だ。
画像サンプルのように緑と白のツートンでデザインすれば、まるでスターバックスの宣伝カーのようになる。
■ロゴのデザインをちょっといじると自分だけの痛車になる

こうした企業ロゴはちょっと手を加えると簡単にオリジナルロゴにも化ける。
このサンプル画像を見てほしい、何か変に思わないだろうか。
スタバキャラをイカ娘に置き換えて作った「海の家れもん」風の痛車だ。
こうしたちょっとしたアレンジで立派な痛車に化けるのも企業ロゴの面白いところじゃないだろうか。
アイデア次第で簡単なロゴでもオリジナルな痛車になるのでぜひ試してみてほしい。
私自身痛車のアイデアに詰まった時はよく企業ロゴを作って遊んだものだ。
■グランツーリスモ・ドットコムでユーザーデカールの登録やダウンロードが可能

なお、グランツーリスモスポーツではつい先日(2017年11月下旬)ユーザーが自分で作ったデカールをアップロードする機能が公開された。
デカール作成では「15KBまでのSVGファイル」という制限があるが、PCのペイントツールを使って作れるためデザインの自由度がかなり向上する。
自分で作ったデカールを使うだけでなく、他のユーザーの作品もダウンロードできる。
気に入ったデカールを見つけたらすぐに車に貼り付けて楽しめるわけだ。
実際にユーザーデカールを作るにはPCのデカール作成環境が必要になるが、挑戦する価値は十分にあるだろう。
まとめ
Forzaに比べるとグランツーリスモスポーツのペイント機能はまだまだ制約が大きい。
しかし、痛車を作ってレースをより楽しめることには変わりない。
グランツーリスモスポーツでも工夫を重ねてかなりレベルの高い痛車もどんどん登場してきている。
自分で作った痛車をレースで乗り回す快感は何物にも代えがたい。
ぜひ痛車を乗り回してカーライフを充実させてほしい。