そうだ、大和の痛車を作成しよう(前編)【Forza Horizon4】
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Forza Horizon4が始まってから10日程経過した。
広いイギリスを走るのは楽しいけど、無地の車だとやっぱり寂しい。
そこで一念発起、久しぶりに痛車を作ってみようなんて思ってしまったわけだ。
思えばこれが間違いの始まりだったかもしれない。
ちょうど艦これイベントの攻略完了直後だったので、「そうだ艦これにするか」とあっさり題材を決定。
太くて硬くて大きいのは正義だよなと、かっこよさのみで「大和」を選んでしまった。
過去に戻れるなら浅はかな己をどついてやりたい。
Forza4以来久しぶりの本格ペイントだったため、ペイントがいかに苦行だったかをすっかり忘れていたのだ。
題して「そうだ、大和の痛車を作成しよう(前編)」、始まります。
Forza Horizon4はペイントに3000レイヤーも使える
さて、本当に久しぶりのペイントだ。
題材を艦これの「大和」に決めたなら、とにかくカッコイイヤツにしたいと思うもの。
Forza Horizon4では1面で最大3000レイヤーまで使えるので、描けない絵はない、と思う。
この上限3000レイヤーというのが、とんでもない罠だったと後になって思い知る。
大和を使うなら、「大和本人よりも艤装の46ch砲の方が大変かも」と漠然と感じていたが、この危惧は残念ながら的中してしまった。
■建造開始、最初は大雑把に顔あたりから

Forzaシリーズのペイント機能は、とんでもなく使いづらい。
〇や△といった図形を変形させながらペタペタと貼り付け、絵のように見せていく感じになる。
押し花や切った折り紙の屑で絵を作る感じかな。
全体のアタリを付けるために、顔から描き始めるのが私のやり方。
とにかく顔から先に完成させないと、モチベーションが続かないのだw
ペイントのリハビリ中だったこともあり、顔のアタリを付けるだけで2日も消費してしまった。
なお、大和の建造に乗り出したのはForza Horizon4発売前の9/26、そして完成したのは10/7だった。
ちなみにバイナルデータはインポート可能だったのでForza Horizon3で大和は作っております。
本格的にペイント開始
ペイント作業は賽の河原の石積みにも似ている。
1枚1枚ペタペタと図形を貼ったり消したりしながら、少しづつ絵を広げていくのだ。
単調な作業を長時間続けられる忍耐力が必要になる。
■顔のディティールアップと腕完成

とにかく時間をかけて、顔を入念に作り込む。
美人の大和を見ながらでないと、作業に力が入らないからだ。
ここまで描いちゃうと、もう後には引けなくなる。
大和は顔だけを描くならそれほど面倒ではないのだが、頭によけいなモノが付いている。
カチューシャ代わりの艦橋構造物だ。
レーダーアンテナとかちまちまして非常に面倒だった。
■胴体部分まで進むともう大和にしか見えない

大艦巨砲主義の象徴たる双子山まで追加されると、だんだん大和らしくなってきた。
赤と白の独特なセーラー服が非常に眩しい。
服の細かい部分も描きこんでいくと、そろそろパっと見大和にしか見えなくなる。
しかし、これだけしか進んでいないのに、既に1200レイヤーを突破している。
完成時にはどれだけレイヤーを使いこんでいるのか非常に気になってきた。
この時点でForza Horizon4のアルティメット版はスタートしている。
大和の艤装作成から地獄が始まる
キャラの作成は時間こそかかったが順調だ。
やはり美人さんを作るのはとても楽しい(妄想が膨らむ)。
艤装なしで「このままでもいいんじゃね」という弱気が頭をよぎるようになってきた。
■いよいよ艤装の作成開始、最初は傘みたいなアンテナ

艤装類の作成を始めてから、ガクンと効率が落ちだした。
艤装はちまちましているだけでなく、とってもめんどくさいのだ。
傘を模したレーダーアンテナは大和の象徴だからまだやる気も出るが、1日200レイヤーもペタペタ貼るとやる気が切れてしまうようになる。
■アンテナを乗り越えると46cm砲が待っていた

艤装作成が進むほどにやる気がそがれていく。
色気のないペイントはマジで気力が抜けていくと身に染みて理解した。
きっと俺はメカ物を描くのに向いていないのだろう。
太くて長くて黒々とした46cm砲に舞台は移る。
大和の象徴だけに、手を抜くこともできない。
砲身の艶とかも考えながら作っていくが、正直「早く終わらないかなぁ~」としか考えていなかった。
この主砲さえ完成してしまえば、残りの艤装も一気に楽になるので、気力を振り絞って作業続行。
この時点で10/4、Forza Horizon4の通常版も発売されていた。
ちなみに大和建造中はほとんどゲームが進んでいない。
■戦艦大和、出撃します!

長い戦いもようやく終止符を迎える。
46cm砲を描き終わり、煙突その他の艤装も取り付けて、ようやく大和が進水した。
「連合艦隊旗艦大和、出撃します!」
実は第二砲塔や副砲は省いている。
どう計算しても車に反映できないからだ。
同様に腰から下もバッサリ削った。
正直、大和本人と46cm砲を入れたら、他は何も入らない。
大和本人だけだったらもっと空間に余裕があったけど、46cm砲や艤装を含めると、空間の余裕が何もなくなってしまった。
というか、この主砲もほとんど収まらないことが判明している。
苦労したのになぁ、トホホ。
建造開始から12日目にしてようやく大和の完成です。
■痛車作成で使う領域は結構狭かった

まとめと考察
Forza Horizon4の発売に合わせて「新車でも作ってみるか」と気の迷いを起こしてしまったわけだが、やるんじゃなかったw
ペイントの題材は「かっこいい」ではなく「描きやすい」で選ばないと地獄を見ることを忘れていた。
9/26から大和を作り始めて、完成したのが10/7夕方。
4-5日で作れると思っていたが、実に12日もかかってしまった。
ひとえに、面倒な大和の艤装が遅れの理由だ。
これだけ苦労して艤装を作っても、実際に車に貼るとほとんど削られてしまうからやるせない。
次に作るとしたら艤装がいらない水着バージョンで決定だな。
小物やメーカーロゴなど色々作らないといけないので、痛車化はまだ先になりそう。
上限3000レイヤーまで使えるということは、裏を返せばそれだけ作り込むのに手間がかかるということだった。
自分でペイントして痛車を作る人は少ないかもしれないが、「ペイントってめんどいんだぞ」ということが伝わったでしょうか?
ぜひ貴方もForza Horizon4を買ってこのペイント地獄を楽しみませんかw
【大和建造後編】

→ 戦艦大和出撃します!大和の痛車を作ろう(後編) の記事へジャンプ
【大和痛車アルバム】

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